こんにちは、梅村あかりです。
突然ですが、アナタはこのようなお悩みを抱えていませんか？
- GDTの法則は、難しい印象がある。
- どうやったら、消費者の感情をわかせることが出来るの？
- いつもと違ったセールスレターを書きたい。
- 成約率(コンバージョン率)がなかなか上がらない・・・。
こんな思いをしている方の気持ちは分かります。
なぜなら、過去に私も読み手の心理を読むことが出来ず、１年ほど、成約率を全く上げることができませんでした。
でも、もう私のような思いをすることはありません。だって、今日この時を持ってそんなお悩みは終わりを迎えるからです。
目次
GDTの法則「３×３ヘッドラインルール」って何？
今回、お教えするGDTの法則「3×３（スリーバイスリー）ヘッドラインルール」とは人間が求めている欲望を３つの段階で表示したものになります。なお一覧は下の表を参照。
- 「Goal:目標」
- 「Desire:欲望」
- 「Teaser:本性」
３つの欲望はさらに３分割して、トータルで９つの欲望へと変化。
目標 理性 時間短縮 努力はイヤ お金を節約したい
欲望 感情 名誉を得たい 性欲が欲しい 快適を得たい
本性 本能 珍しいものが気になる 好奇心 反社会性
また左から順に目標・欲望・本性は高くなっていく流れになります。なかでも、本性の部分は、ていねいに活用しないと構成が台無しになってしまう恐れがあるため気を付けましょう。
Goal：人間が追及する終点は次の３つからなる英単語！
- Save Time：時間を節約したい
- Save Effort：努力は面倒
- Save Ｍoney：お金を抑えたい
Desire：消費者が得たいと感じる３つの欲求はこれだ！
- Greed：資産や名声が欲しい、多欲を充たす
- Lust ：愛が足りない、エロスがないと生きられない
- Comfort 心地よい状態を保ちたい、ディストレスや痛みがないシチュエーションにしたい
- Scarcity：希少性があるものに興味と関心
- Ｃuriousty：好奇心を呼び起こすものが引っ掛かる
- controvesy：反社会性、論戦が生じるような言動が気に掛ける
マイケル・フォーティンさんによるルール
このGDTの法則は、世界的に、メジャーなダイレクト・レスポンス・コピーライターのマイケル・フォーティンさんによって開発。
マイケル・フォーティンさんは、GDTの法則の他にも、セールコピーの文章モデルを正式に変化させたＱＵＥＳＴフォーミュラ、ベフィットの作成方法を公式化に成功したFABフォーミュラ、ユーザーに伝達しやすい文書を作るためのFORCEPSなど、コピーライティングに関わる法則をいっぱい公開しています。
GDTの法則「３×３ヘッドラインルール」を参考例も合わせてご紹介！
先ほどは、GDTの法則の基礎的な部分についてお教えしましたが、次は、もっとも重要な欲求の詳細についての説明を行います。
欲求の段階はGoal(目標）<Desire(欲望）<Teaser(本性)の順序で決定。
- 目標：ひとは誰でも時間やお金をなるべく抑えて、ツライ思いをせずに、課題を達成したいと考案。
- 欲望：さらに、時間や資金を投入してでも、財や愛情や心地よさを求めます。
- 本性：おまけに、珍しいものや好奇心を刺激するものに弱い特徴を保有。
どれもアナタの身の回りにあるような感情ばかりで、１度は耳にしたことがあると思います。それ故に、読者の心にどれだけ伝えることができるかがポイント。マインドをかき立てるコピーの参考例をあげながら、じっくりと紹介していきます。
「Goal」：消費者が最高に求める３種の目標の全ぼうとは？
「目標」という工程はGDTの法則の中では最も小さい欲求で、１番本能から遠い感情とされています。
理知と距離が近いため、「３種の目標」ばかりを主張しても、強い感情を訴求することはありません。でも、本パートを省いたりせずにきちんと主張することが大事です。
Save Time ：時間を節約
人間は出来るだけ時間を短縮して目標をCLEARしたいと考えます。１分ではなく１秒でも早くと、短いスパンで達成できるように願望を抱く。
参考例
- 「わずか１週間でプロ野球選手のような剛速球ができるようになる秘密の練習方法」
- 「この商品があればたったの３日間で５キロの減量も夢ではありません」
Save Effort：努力は面倒
人が時間を抑えたい理由は、可能であれば努力を省きたいからです。なるべく工程を減らして、楽に目標をCOMPLETEしたいやり方を詮索。
参考例
- 「ご飯を食べながらでも脳を活性化させる食事法」
- 「ゴルフのスコアを上げるためにいちいちコーチの指導は必要ありません」
Save Ｍoney：お金は節約したい
誰だってお金は使用したくありません。現代社会は、支払いなどの出費が増えているため、お金は最低限の損出で済ませたいと考えます。
参考例
- まだ以前の料金プランですか？こちらの新プランならさらにお安くできますよ。
- 塾に通えば１年間で６０万円は掛かりますが、この教材で学習すれば２万円でノウハウが入手出来ます。
Desire：顧客が最も入手したがる３個の欲望を公開！
「欲望」という工程は、先ほどの「３種の目標」よりも１RANK上の欲求になります。人間の持っている本能に近い欲求の「３個の欲望」にそきゅうすることで、読者の心に強くひびく。
Greed：資産や名声が欲しい、多欲を充たしたい
人間は他者よりも優秀な欲求を持っています。このため、資産や名声を求め、さらに社会的に受け入られるため模索することを止めません。
参考例
- 「この技法を活用すれば、多額の報酬が手に入ります。
- 「ネットビジネス界の最高の権威になりたいと思いませんか？
Lust：愛が足りない、エロスがないと生きられない
世の男性は「もてたい、エロスが欲しい」という欲望を抱えています。また大半の女性は「びぼうを保ちたい、愛してくれる人がほしい」という欲望を所持。
参考例
- 「大人の男性を演じて、女性から好意を抱かれる秘策がここにはあります」
- 「ずっと愛される美肌を手に入れる究極のスキンケア商品」
Comfort ：心地よい状態を保ちたい、ディストレスや痛みがないシチュエーションにしたい
人間は悩みなどを抱えたくない生活をしたいと望みます。未来の不安や問題から解放されたいという願望を持つ。
参考例
- 「もしもの時、事故や入院になってもこちらのプランが役立ちます。」
- 「夏の暑さ、冬の寒さからアナタを守る家はこちらにあります。」
GDTの法則では、「本性」というパートが１番強い欲求となっています。人間が生き物として避けられない古風なパーツであると言えるでしょう。
しかし、「３つの本性をそきゅうし過ぎると、きな臭いコピーになる場合があるため注意。きな臭いとは、記事作成者が疑われる可能性があるということです。そうならないためにも、疑いに対して正しい理由を説明することが重要。
Scarcity：希少性があるものに興味と関心
人類は産地限定や季節の商品など、入手が困難な希少性が高いものに興味しんしんです。それに、逃したらもう手に入らない可能性も否定できません。
参考例
- 「北海道の冬季限定商品はこちらにあります」
- 「すぐには手に入りません、予約は１年待ちです」
Ｃuriousty：好奇心を呼び起こすものが引っ掛かる
意外性があったり、興味や好奇心をくすぶるものが気になって調べたり、体験してみたくなります。
参考例
- 「難しいやりかたは不要なのに知られてない□□テクニックとは？」
- 「主婦歴２０年のベテランも、驚いた節約レシピをお教えします」
controvesy：反社会性、論戦が生じるような言動が気に掛ける
常識の範囲内では考えることが出来ないことや、思わずあぜんとしてしまう刺激が強いものが気になります。
参考例
- 「絶対絶命の飛行機事故から生存した奇跡のような真実とは？」
- 「開いた口がふさがらなくなるかもしれないので、自信がなければ見ないで下さい」
まとめ
人間は、知能がある理性をコントロールして暮らしていますが、内部から欲望から生まれる本能的な想いがあります。そのうえ、中すうには生き延びるための生物として情動が存在。
コピーで１番強烈な本能のパートにひびかせることができれば、読者に強いインパクトを与えることができます。
セールスコピーの中に「GDTの法則」の９つの欲求をたくさん違和感なく加えることで、読者の心を動かす素晴らしい文章にすることが可能。なかでも感情や本能のパートである、「Desire」と「Teaser」を多数、活用できればレスポンスも上昇します。
最初にアナタが気になったセールコピーをゆっくりと読んでみて、どの部分が気になるのかを「GDTの法則」に比べ合わせてみて下さい。
これまで記事を読んでいただきありがとうございました。また別の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
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